よくしてしまう失敗を予防することで、ローン一本化に成功する確率が飛躍的に高まります。 審査によく落ちてしまうパターンは以下になります。
審査が通らない原因でもっとも多いと思われるのが、この 「他社の借入れ件数」 です。
初心者の方にとっては意外なことと思われるかもしれませんが、ローンの審査では、残りの返済合計額(残債)の多さよりも他社の借入れ件数の多さを重視します。
たとえば、1社200万円借りている人と3社から50万円ずつ合計150万円借りている人では1社で200万円借りている人の方がずっと評価が高くなる仕組みになっています。
それは、なぜかというと、
「200万円×1社」=「何か理由があって信用が高いから1社の限度額が高い。」
「50万円×3社」=「信用が低いから限度が50万まで、お金に困って複数借入れ。」
と判断するからです。
また、各金融業者は「属性」などほかの条件との兼ね合いもありますが、
それぞれ暗黙のうちに 他社の借入れ件数の許容ライン を持っています。
「他社借入れ3件まではOK」とか「他社借入れ5件はアウト」といった具合です。
これを知らない多くの申込者が自分の借入れ状況に合わない業者を選択して申込んでしまい、あっさり撃沈してしまうのです。
よくあるパターンとしては、例えば他社6件借入れしている人が、数打てばどっかに当たるだろうと思い、片っ端から申し込んで、
他社借入れ3件までOKの業者に申し込む
撃沈
他社借入れ3件までOKの業者に申し込む
撃沈
他社借入れ4件までOKの業者に申し込む
撃沈
他社借入れ5件までOKの業者に申し込む
撃沈
そして、短期に申込みしすぎ
「申込みブラック」
となり、ずっと審査に通らなくなるのです。
この悲劇を防ぐためには、自分の他社借入れ件数に応じて「おまとめローン」の計画を立てる必要があるということです。
具体的には、他社借入れ件数が2〜3件程度の人は一気に低金利の銀行系ローンや信販系のローンにチャレンジするのがベストでしょう。
低金利ローンにチャレンジする人はこちら
「他社借入れ件数1〜2件」の詳細へ
他社借入れ件数が例えば 6件以上など多数ある人 は、一気に一本化にもっていくのではなく、少々金利が高くても審査に甘いところを利用して、「少しずつ他社借入れ件数を減らしていく」という戦略をとるべきです。
例えば、
他社6件程度OKの甘いところに申し込む
3件完済、他社4件にする。
他社4件程度OKの甘いところに申し込む
2件完済、他社3件にする。
他社3件程度OKの低金利ローンに申し込む
晴れて低金利一本化達成!
というステップを踏む必要があります。
おまとめによって減らすだけでなく、月々の節約やボーナス等によって借入れ先のなかでも小額の分や金利が高い分に集中して、他社の借入れ件数を着実に減らしていくことも大事です。
以上から整理すると、審査を通りやすくするためには、
ということです。
すごくよくしてしまいがちな失敗に短期に連続3件以上申込むというのがあります。
例えば、こうです。
▼ 「お〜、申込みできる業者ってけっこう多いよなあ〜、うん。」
▼ 「たぶんたくさん申し込みした方が通過する確率が上がるから・・・」
▼ 「とりあえず片端から申込みしちゃえ!」
こういうお考えの方はいらっしゃいませんか?
実はこれ、すごくダメ なんです。なぜかというと、ローンの申込み履歴(照会情報)が個人信用情報として個人信用情報センターに残ってしまうからです。
融資の担当は、あなたがローンなどを申し込んだ場合、まずはじめに、この個人信用情報センターに照会して申込者の情報を調べます。そのとき、この申込み履歴も必ず確認するからです。
申込履歴が1ヶ月以内に連続で3社以上あった場合、審査担当は「この人はよほどお金に困っているに違いない。多重債務者になる可能性がある。」と判断して審査が通りにくくなります。
いわゆる 「申し込みブラック」 となります。
(この申込みブラック情報を自社のデータベースに登録されるとマズイです。)
「申し込みブラック」になりますと、その後の申し込みも無条件で通らなくなりますので、得策ではありません。
ですので、連続して申し込むのは個人信用情報を共有する業界系列内(銀行系、信販系、消費者金融系など)で、多くとも3社までにしましょう。この申込履歴は消費者金融系なら1ヶ月、それ以外なら6ヶ月で抹消されますので、その期間が過ぎたら、より審査の甘いローン会社に狙いをしぼり、チャレンジすればいいです。
それと、各社に事前審査のシュミュレーションがありますが、意外なことにこれも個人信用情報センターに申込み履歴として記録され申込み件数としてカウントされるそうなので、無記名で無い限り利用しない方が得策でしょう。
事故情報の「事故」とは金融事故のことです。金融事故にもさまざまな形態がありますが、主に 3ヶ月以上の遅延 (支払いが遅れること)や自己破産などの 法的処理 が金融事故ということになります。
融資担当者は、CRIN(クリン) というネットワークを使い申込者の事故情報を確認します。(消費者金融系ローンは、手間とお金がかかるため、クリンの情報を確認しない業者も多いそうです。)
この事故情報は申込履歴と違って、事故の状態が解消してから1年〜10年間は抹消されません(各信用情報センターによって期間が違います)。あなたの個人信用情報にこの事故情報があった場合、まず審査には通りません。ですので、この情報が抹消されるまでは、おまとめローンの申し込みは通らなくなります。
事故情報は自分で調べることもできますし、審査に落ちたときに、
「事故情報が原因で通らなかったんですか?」
と担当者にそれとなく確認してみてもよいかもしれません。
どれぐらいの期間働いているのかということも審査に大きく影響します。最低ラインとして、3ヶ月未満や6ヶ月未満はダメだというところはとても多いです。
ですから、他の条件に問題がなくても、勤続年数が6ヶ月未満という時点で審査に落ちる人が大勢います。勤続年数が1年以上〜5年未満の場合が、だいたい普通の評価となります。勤続年数が6ヶ月未満の方やあとちょっとで1年が経つという方はもう少し待ってから申し込んだ方が得策でしょう。
以上が審査によく落ちてしまうパターンです。もったいない失敗はなるべく避けてもらいたいと思います。